ココはな?「現場監督って何をする人ぞ」vol.2
5⃣図面作成
→施工図と作成します。
施工図には、それぞれの工事に必要なことが書かれています。
現場監督が現場を効率よく管理し、
工事をスムーズに進めていくためには施工図に書かれている内容を
「正しく読み取り、理解する能力」が不可欠です。
図面を正しく理解するためには、図面の種類やそれぞれの図面の注意点を
知っていくことが重要なのです。
また、トラブルの起きない、質の良い現場管理をすることが大切です。
家を建てる時や、施工主への提案等に使用されるのが「設計図」または「プラン図」といわれる図面です。
実際に家を建てている現場では、この「設計図/プラン図」は構造や設備・デザイン・法規といったものが詳細に反映されていないので、
使用されることはありません。
「施工図」とは、お客様と家のプランや、施工やデザインを含めた詳細を検討した後に「これで施工をおこないます」と決定した図面になるのです。
6⃣予算(コスト)管理
→材料の費用、大工さんや現場で働く人に対する費用の管理をします。
赤字にならないように管理するのが仕事なので、いろいろな会社から見積りをとったり、予算内に納めるための見積りを作成したりします。
材料の予算は、見積り通りの量または数で良いか、予算内におさまっているか確認し、事前に確認することで間違って使用するようなことがないよう未然に防ぎます。
大工さんや現場工事する人が何人で何日仕事にかかるのかを管理します。
同じ現場でも、作業しにくいと時間がかかるので効率よく仕上げていくようにするのも仕事です。
7⃣メンテナンス管理
→家が完成してからも定期的に管理していきます。
点検や不都合箇所での対応をします。
末永く心地よい住まいを保つには、メンテナンスは欠かせないものです。
定期的に点検をするので安心です。
8⃣お客様対応
→工事の打ち合わせや、工事現場の案内、棟上げやキッチンなどの搬入される日の予定などをお客さまに連絡や報告をします。
自分の家が出来上がるまでの過程をみることができるのは楽しいことだと思います。
質問や疑問などにもお応えできるようにしていますので、遠慮なく質問して疑問を投げかけてくださいね。
さて、ここまでが現場監督としての仕事内容になります。
現場監督とは、設計図を見て施工図を作成していきますので、自然と建築基準法などの法律も覚えていきますし、
オールマイティとはいかないまでも家が出来上がるまでの工程をすべて把握している者と覚えていただけると嬉しいです。
家についての知識が豊富だと、質問しても対応できるので安心ですよね。
「あれ?そうでしたっけ?」「営業から聞いていません」や
「後から聞いてお答えします」と言われたものの返事が返ってこない…なんてあると不安になっちゃいます。
すぐに答えられるよう、今すぐではなくても対応してもらえるという信頼が私たちにはとても大切になります。
私たちは、私たちと関わりのある皆さまが、「出会えてよかった」と笑顔でこれからの人生を過ごしていただけることが一番だと考えています。
これからも、穏やかな日々がつづく「家づくり」「環境づくり」で頑張っていきます。
これまで読んでいただいてありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。